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D−STAR レピーターの構築

裾野430   JP2YHA DV:439.39 <JP2YHA G> GW:10.0.0.181
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標準表示・フレームモードに移行します。 その後 希望のメニューを選んで下さい。

2017/01/31

2016/07/18

2014/04/10

2011/11/01

By JA2GZZ

 

【目次】

@ 概要・機材・保守

A OSのインストール

B Windows パソコンで各種設定

C ゲートウエイ サーバー用 CentOS パソコンで各種設定

D レピーターの動作チェック

E JP2YHA サービスエリアー

F 参考文献/リンク

G 戻る

 

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@ 概要・機材・保守

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概要

 本稿はユーザー側からみた D−STARレピーター・システムの HOW TO 記事ではありません。いわゆるシスオペ側からみたもので、現在全国に展開しつつあるD−STARレピーター施設の設置・インストール記録です。このレピーター システムは機器も高価で個人用でなく地域・管理団体として設置するレピーターです。スキルのある方は ICOM 発行の D-STAR-RP4000V_設置説明書-08.pdf だけで事足りるかも知れませんが、念のためこの記録を残します。このレピーター局の運用には、レピーター局専用の無線局免許状(JP2Yxx)が必要です。

 

先ずは必要機材について

@D−STARレピーター: ICOM ID−RP4000V

A.D−STARレピーター コントローラー: ICOM ID−RP2C

B.インターネット回線及びインターネット接続用ルーター1:既設のNTTフレッツ光/ADSL

    (もしルーター出口ハブ4出力に空きがなければ 100 BASE-T スイッチングハブ新規手配

C.ゲートウエイ サーバーと接続用のルーター2新規手配

D.ゲートウエイ サーバーPC:Linux、要2NIC(内1つは新規手配

E.DC電源:13.8V 10A

F.430MHz帯固定局用アンテナ(N型コネクター) 

G.各デバイス結線用LANケーブル 3本

 

 

 

【注意】ルーター1のIPアドレスは一例を示す。現在の裾野430リピーター JP2YHA では IP:192.168.2.200 GW:192.168.2.101 を使用しています。

クリックで拡大クリックで拡大

B ルーター1は既に自宅でNTTフレッツ光常時接続契約でレンタル中の物です。既にある家庭内LANで使用中の各デバイスと絶対競合しない ローカルIPアドレスを作るように後ほどルーター1の設定を行います。 このルーター1はハブ4出力になっていますが1口以上の空きがあればそれを1口、なければ 100/1000BASEーT スイッチングハブを新規購入し これを介して Cルーター2のWAN入力と結線します。

 

C ルーター2はゲートウエイ サーバーの eth0 と結線する物で PLANEX BRL-04M新規購入しました。

 

D ゲートウエイ サーバー用パソコンは Windows XP 後期の P4HT:3GHz Mem:1GB SATA:500GB のマシンを用意しました。パケット時代の経験で24H稼働すると少なくとも2年ごとにHDDを交換する必要があるので比較的新しいもので HDDのインターフェースがSATAのパソコンを選定 する必要があります。IDEインターフェースのHDDは既に販売中止のため2〜3年後のHDD交換時部品入手が出来ません。LANが2回線必要なためPCI−LANカード(100 BASE-T)を新規購入します。

 

ワンポイント: ノートブックPCや国内メーカー製ディスクトップPCは独自(余分な)ハードウェアーを追加したものが多く、Windows/Linux 用ドライバーソフトがダウンロードサイトから入手できないケースが大半です。反面 DELL、HP、自作PC 等のディスクトップPCでは多くの機種で Linux 用のドライバーソフトもダウンロードサイトから入手可能です。今回選定した DELL GX280 ではすべての Linux 用ドラーバーソフトが CentOS インストーラー 内蔵の物で間に合ったので別途手配する必要はありませんでした。ラッキーーー

 

 

 

365日24時間稼働 ゲートウエイ サーバーの保守点検:

1.2〜3年毎HDDを新品と交換する。

2.6ヶ月毎に 筐体を開けファンや冷却系統に溜まっているホコリを除去し冷却性能の回復・火災防止に努める。

3.毎月1回 X-Window を起動し[システム]→[管理]→[ソフトウエア更新]ソフトウエアの更新を行う。

CentOS ではソフトウエア更新による不具合に対処する為 ブートメニューでアップデート直前の状態を選択・起動できます。

この1ヶ月でPC内臓時計が若干ずれています。従ってNTPで時刻の同期を取ってください。

4.サーバーメンテナンス時は D-STAR NEWS で事前にその情報を広報すべきでしょう。JARL業務課D-STAR担当

5.設置場所の変更・管理団体代表者の変更が生じた場合はJARL業務課D-STAR担当に連絡し所定の変更申請用紙を入手し必要事項を記入の上、各2部づつをJARL業務課D-STAR係へ郵送します。

 

6.↓電解コンデンサーの目視点検(#1号機)

クリックで拡大

 

 2年間(26ヶ月)連続運転したらサーバーPC・マザーボードの

 電解コンデンサーが6個 消耗・劣化しています。

 このマザーボートは電解液が漏れ出し、程なく動作しなくなるでしょう・・・ 2014年4月10日 #2号機に交換。

 

(電解コンデンサーは消耗品です)

 目視ポイントは写真のようにM/B CPU周り及び電源ユニット内の電解コンデンサーです。

(2年間連続は8H/日なら6年、5H/日なら10年に相当)

 

 

 

 

7.2017年1月16日 #4号機が動作不安定だったので暫く観察後、サーバーを#5号機に交換しました。

 

 

 

8.[D-STARメニュー] → [レピーター(JP2YHA)利用状況の参照] を閲覧し、ゲートウエイ越しの交信ログの有無をチェックする。各地のレピーター経由で、「相手局」欄に局名の記載(CQCQCQは除く)があれば Linuxサーバー及びインターネット系統が正常に稼働中と判断できる。

 

 

 

 

 

 

 

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A OSのインストール

(セントオーエス)

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 数ある Linux ディストリビューションの中からICOM推奨の CentOS を採用することにしました。 1台のPCを CentOS ゲートウエイサーバーとレピーター システムの各種設定に必要な Windows パソコンの両者として使い分ける為、CentOS インストール前に Windows XP をインストールし、デュアルブート構成 のマシンとします。

 

【ヒント】下記ツールで既に Windows をインストール済みPCの最終ドライブのサイズを20GB〜64GBに縮小し、空けた(≧20GB)部分を Linux 用に振り向け、CentOS のインストールを行います。

Home Edition は Free(無料)です。

(参考1) Windows 新規インストール時のHDDパーティション構成例

  C:NTFS 64GB    ; Windows システムドライブ用

  D:NTFS 残り全て    ; Windows データードライブ用

(E)未割当 ≧20GB   ; Linux  システムドライブ用

(注)Windows 用ドライブを C D E F... 何処迄割り当てるかは任意(最後に Linux)

(参考2)CDからOSのインストール ウイザードが起動しない時は、パソコンのBIOS設定を確認します。起動ドライブ順が @CD/DVD AHDD と、CD/DVDの起動順がHDDより優先するようBIOSを設定してください。外部お助け隊:CD-ROM、DVD-ROM から起動

 

 

 

1.最初に Windows XP のインストール(又は別途Windowsインストール済みパソコンを使用する)

 Windows XP インストールCD から Dゲートウエイ サーバー用パソコンを起動し、Cドライブに新規インストールします。Windows XP が使用するのは CドライブとDドライブだけでドライブは CentOS 専用なので、この時点では未認識 ・未割当て状態のままでOK。(注意)最初に Windows をインストールして置かないと、CentOS のインストール行程で デュアルブート 機能が自動作成されません。Windows XP のインストール方法の詳細は掲載を割愛しますが、これがわからない方には下記 CentOS のインストールは無理なので他の人と交代して下さい。

 

(参考)基本的に Windows XP はシステム構築時に使用するのみで D-STAR は常時 CentOS 上で動作しています。

Windows XP のサポートが終了する2014年4月9日以降はIEブラウザ/インターネット接続を極力使用しない事!(又は別途Windowsインストール済みパソコンを使用する)

 

  

2.次に CentOS のインストール

CentOS 5.7 インストールCD の準備・作成)

 ダウンロードは理研の配布サイトより32ビットOSなら i386 ホルダー内の CentOS-5.7-i386-bin-1of8.iso 〜 CentOS-5.7-i386-bin-8of8.iso 迄の isoファイル個を順次ダウンロードします。 64ビットOSなら x86_64 ホルダー内の CentOS-5.7-x86_64-bin-1of8.iso 〜 CentOS-5.7-x86_64-bin-8of8.iso 迄の isoファイル個を順次ダウンロードします。ダウンロードした isoファイルを ImgBurn 等のライティングソフトの ISOイメージ書込みモードでCD−Rに焼いて CentOS 5.7 インストールCD 1/8〜8/8 の8枚を作成します。

Go to ...

 

【注意】多分手元のXPパソコンにはDVDドライブが装着されていないのでCDドライブ用の isoファイルをダウンロードします。
【注意】多分手元のパソコンはWindows XP 32ビットだったと思いますので32ビット版のCentOSをダウンロードします。

【注意】CentOS 6.x はD-STARに使用できません。

 

 

(インストール作業)
 CentOS 5.7 インストールCD 1/8 から Dゲートウエイ サーバー用パソコンを起動し、未認識 ・未割当て状態のドライブ・ボリューム(≧20GB)にホーマットをしながらインストールを行っていきます。(再確認)NICは2回必要ですが増設LANカードはPCに装着済みですか? (重要)2回共インストール前にLANケーブルを挿入してください。

 

5.7 (NICが上手くインストールされなかった場合)

 

(ソフトウエアの更新)
 インストール完了後 最初にCentOSにログインし、暫くすると
「ソフトウエアの更新」がある旨のメッセージが現れるので画面の指示に従って「パスワード」の入力や「キーを取り込み」を行いながら更新のインストールを行い、最後にPCを再起動します。 尚、将来「ソフトウエアの更新」メッセージが現れたら速やかにこれを実施しましょう。

 ・2014/1/1現在「ソフトウエアの更新」を行ったらバージョンが CemtOS 5.7 Final から CentOS 5.10 Final になりました。

 

 以上で CentOSWindows XP のデュアルブート構成のマシンとなりました。既定値は CentOSですが Windows XP を起動したい場合は を参照下さい

 

 

 

 

 

 

 

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B Windows パソコンで各種設定

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クリックでこの図をダウンロード

【注意】ルーター1のIPアドレスは一例を示す。 現在の裾野430リピーター

JP2YHAでは IP:192.168.2.200 GW:192.168.2.101 を使用しています

IPアドレス一覧表

静的IPマスカレードテーブル設定

IPフィルター設定  方向:WAN側から 、方法:透過
発信元ポート番号、発信元IPアドレスは全 *

 ルーター1 NTT レンタル品
デホルトGW:192.168.2.101
サブネットマスク NM:255.255.255.0
スコープ範囲外:192.168.2.200
をD-STAR用IPに割当てる
ローカルIP プロトコル 開始ポート
192.168.2.200 TCP 10022 メンテ
192.168.2.200 UDP 40000 DV用
192.168.2.200 TCP 40001 DD用
プロトコル 宛先ポート番号 宛先IPアドレス
TCP 10022 メンテ 192.168.2.200
UDP 40000 DV用 192.168.2.200
TCP 40001 DD用 192.168.2.200
 ルーター2 BRL-04M増設
WAN入力側:ルーター1より
IP:192.168.2.200
NM:255.255.255.0
GW:192.168.2.101

LAN出口側:GWサーバーPCへ
IP:10.0.0.182   ;JARL指定
NM:255.0.0.0
     ;JARL指定
GW:10.0.0.181   ;JARL指定
ローカルIP プロトコル 開始ポート
10.0.0.182 TCP 10022 メンテ
10.0.0.182 UDP 40000 DV用
10.0.0.182 TCP 40001 DD用
プロトコル 宛先ポート番号 宛先IPアドレス
TCP 10022 メンテ 10.0.0.182
UDP 40000 DV用 10.0.0.182
TCP 40001 DD用 10.0.0.182
 GWサーバーPC(CentOS)
eth0:ルーター2 LAN出口から
IP:10.0.0.182   ;JARL指定
NM:255.0.0.0     ;JARL指定
GW:10.0.0.181   ;JARL指定

eth1:ID-RP2C コントローラーへ
IP:172.16.0.20     ;ICOM指定
NM:255.255.255.0 ;ICOM指定
GW:空白









←【注】CentOS-6 ではGWを空白にできない
 
 ID-RP2C レピーターコントローラ
IP:172.16.0.1       ;ICOM指定
NM:
255.255.255.0 ;ICOM指定
   


【予備調査】前提条件として既にネットワーク接続が正常に行われているWindowsパソコンであること。
 スタートメニューから
"コマンド プロンプト"(DOS窓)を開きクリックで拡大ipconfig とタイプし、このPCのローカルIP(IPv4)アドレス及びルーターのデホルトゲートウエイを調べておきます。
【参考1】ルーター1のLAN出口側 ローカルIPアドレスの番号配分はルーターメーカーにより異なります。4桁中の「千位」 常に192「百位」 常に168「十位」は 0〜255、「一位」は 1〜254 の範囲で使用可能ですが その内1つをデホルト ゲートウエイとしてアサインします。「十位」は「0」やや「11」や「12」「その他」を使用するルーターが混在します。「一位」は「1」や254」「その他」をデホルトゲートウエイとするルーターが混在します。各社バラバラです。
【参考2】ルーター設定プログラムは? メーカーによって異なりますが、多くのルーターではそのルーターのデホルトゲートウエイ(例)
http://192.168.1.254 をIE等でアクセスすればIDとパスワード要求画面が表示されるのでメーカー公表のIDとパスワードを入力しルーター設定画面に進みます。

 

● D-STAR レピーターの設定(430MHz DV)

 Dゲートウエイ サーバー用パソコンを再起動し、最初の画面が出たら3秒以内キーを押して ブートメニューを表示 させます。キーで「Other」を選択し [Enter] キーを押せば Windows が立ち上がって来ます。 以下、Windows パソコンで設を行います。

 

 

W1.Bルーター1 のネットワーク設定

 暫定的に、本来ルーター2のWAN入力に挿入されている(ルーター1 LAN出口からの)ケーブルを抜いて、パソコン背面の eth0 コネクターに挿入しルーター1(既設NTTレンタル品)の設定を行います。IE (例) http://192.168.1.254 とデホルトゲートウエイを入力し設定画面に進みます。(既定値は http://192.168.1.1

 

WAN入力側:(NTTフレッツ光ネクスト 1Gbps)

LAN出口側:(ルーター2 WAN入力と結線)

クリックで拡大 上表の様に家庭内LANからDHCPサーバーのスコープ範囲外のローカルIPアドレス(例)192.168.1.9 を得るため ルーターの DHCP払出開始アドレスを 192.168.1.10 と設定しDHCP(v4) サーバー機能をオンします。

 

 

クリックで拡大

クリックで拡大 次に、上表のように(例) IP:192.168.1.9 に対しポート 10022、40000、40001 の穴開け並びにIPフィルターの設定を行います。

 

 

【注意】ルーター1のIPアドレスは一例を示す。現在の裾野430リピーター JP2YHA では IP:192.168.2.200 GW:192.168.2.101 を使用しています。

 

 

 

1.Bルーター1 のネットワーク設定 その2 を見る

↑ルータBUFFALO WHR-HP-G の場合の設定例です。 この場合↓ルータ2 WAN入力側に(例) IP:192.168.11.9/24、GW:192.168.11.1 と設定します。他に、上記の要領で(例) IP:192.168.11.9 に対しポート 10022、40000、40001 の穴開け並びにIPフィルターの設定も行います。

 

【注意】ルーター1のIPアドレスは一例を示す。現在の裾野430リピーター JP2YHA では IP:192.168.2.200 GW:192.168.2.101 を使用しています。

 

 

 

W2.Cルーター2 のネットワーク設定

W1項の設定が終わったらパソコン背面の eth0 コネクター暫定的に挿入されている(ルーター1 LAN出口からの)ケーブルを抜いて、本来の結線であるルーター2のWAN入力に戻します。次にルーター2のLAN出口からのケーブルをeth0 コネクターへ戻します。(本番の配線図)

 

IE で増設した PLANEX BRL-04M ルーター2の設定 を行います。

初回のルーター設定時は(GW 初期値)http://192.168.1.1 を指定する。

2回目以降ルーター再設定時は(GW JARL指定値)http://10.0.0.181 を指定のこと。

(ユーザー名:admin    パスワード:password)

 

 

WAN入力側:(ルーター1 LAN出口と結線)

クリックで拡大

 IP :192.168.1.9       ; ルーター#1のDHCPスコープ範囲外のIPアドレス

 NM:255.255.255.0                          ↑(サーバーのローカルIPアドレス)

 GW:192.168.1.254  ; ルーター#1のデホルトゲートウエイと同じ値にする

 

【注意】ルーター1のIPアドレスは一例を示す。現在の裾野430リピーター JP2YHA では IP:192.168.2.200 GW:192.168.2.101 を使用しています。

 

 

 

LAN出口側:(GWサーバーPC eth0 と結線)

クリックで拡大

 IP :10.0.0.0182         ; JARL指定値(偶数)

 NM:255.0.0.0

 GW:10.0.0.181        ; JARL指定値(奇数)

 

 

 

 設定再確認

クリックで拡大

クリックで拡大

上表のように IP:10.0.0.182 に対しポート 10022、40000、40001 の穴開けを行います

 

 

 

 

 

【参考】将来、ルータ2のWAN入力側アドレス 例:192.168.1.9 を他の値に変更したい場合(必要なら最初にWindows上でルーター1のLAN出口側の所定項目を変更します。次にサーバーを再起動し)CentOS上 ルーター2、WAN入力側の設定 を行います。CentOSのインターネットブラウザ(Firefox)を起動しアドレス欄に(GW JARL指定値)http://10.0.0.181 を入力し、現れた画面にユーザー名とパスワードを入力しルーター2のWAN入力側の設定を変更します。

 

 

ワンポイント

 すべての配線及び設定 W1、W2 が正しく行われていれば IE で普通にインターネットアクセスができます。もし正常にアクセス出来ない場合は配線又は設定に誤りがあるので再点検し不正箇所を修正してください。インストール時の eth0 eth1 と 内蔵・増設LAN との配線を混同していませんか? 記録したメモを見ながら配線を再確認。LAN ケーブルは本番の配線になっていますか?

 

 

 

W3.ID-RP4000Vの設定:USBドライバーと ID-RP4000V ユーティリティをインストールします。

(ID-RP4000VUtilityDisk_CD-285011-001)USBドラーバーをインストールすると仮想COMポートがPCに追加されますが このCOMポート番号をレピーター設定ソフトに設定する必要があります。パソコンからのUSBケーブルを [SERVICE T] に挿入し送信周波数設定、[SERVICE R] に挿入し受信周波数設定を行います。

 

Go to ...ID-RP4000Vの設定状況 を見る

 

 

 

W4.ID-RP2Cの設定:ID-RP2C ユーティリティをインストールします。

ID-RP2UtilityDisc_CD-273001-003)ID-RP2C ユーティリティをインストールすると起動用アイコン [ID-RP2C] が出来ます。首記ブロックダイヤグラムに示すよう ID-RP2C はGWサーバーの eth1 とストレートLANケーブルで配線します。

 次に ID-RP2Cを設定する為に クリックで拡大クリックで拡大 eth1側 LANカードのIPアドレスを 172.16.0.254/24 デホルトゲートウエイ欄は空白のままに設定します。(設定するのは eth1側のLANカードです、くれぐれも eth0側と混同しないこと!【C1項参照】

 

コールサイン・IPアドレスの設定

 [ID-RP2C] アイコンをクリックし設定ソフトを立ち上げ [Read] を押すとクリックで拡大パスワードを要求されるので、初期値 PASSWORD を入力し、設定を読み込ます。読み込んだ設定に対して次の3カ所の編集を行ってから [Write] をクリックして設定を書き込みます。

 

  @ Call Sign   : JP2YHA

  A Locate RPT : (1) のチェックを外す

  B Gateway     : Use Gateway にチェックを入れる

クリックで拡大

 

 

 

 

 

 

 

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C ゲートウエイ サーバー用 CentOS パソコンで各種設定
(セントオーエス)

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 Dゲートウエイ サーバー用パソコンを再起動し CentOS を走らせます、OSの各種設定を行うので先ず [アプリケーション]→[アクセサリ]→[GNOME端末] root権限 に切り替えます。CentOS の終了方法は 以下、CentOS 上定を行います。

 

 

 

C1.ネットワークアダプターの設定

@ CentOS のインストール時、イーサーネットのデバイス番号は順不同で割振られるので [システム] → [管理] → [ネットワーク]  [ネットワーク設定] 画面の [ハードウエアー] タブをクリックし 内蔵LANと増設LANがどちらが eth0 でどちらが eth1 としてインストールされたか確認し、その結果をメモに残しておきます。次に [システム] → [管理] → [ネットワーク]  [ネットワーク設定] 画面の  [デバイス] タブをクリックし eth0、eth1 の設定を行います。

 

クリックで拡大

クリックで拡大 内蔵LANのコネクター位置はPC本体背面

増設LANのコネクター位置はPCIカードスロット

(例)当局の環境ではeth0=増設LAN、eth1=内蔵LANでした。

 

 

 

 

 [デバイス] 画面で表示されているデバイスの一覧 から eth0 をダブルクリックすると イーサーネットデバイス 画面が 現れます。 [固定のIPアドレス設定] にチェックを入れ ルーター2・LAN のIPアドレスを設定します。

クリックで拡大

eth0 アドレス設定      ←ルーター・LANと接続
IPアドレス   10.0.0.182(JARL指定・偶数)
サブネットマスク   255.0.0.0
デホルトゲートウエイ   10.0.0.181(JARL指定・奇数)



A 上記と同様に eth1 をダブルクリックし、 [固定のIPアドレス設定] にチェックを入れ ID-RP2C コントローラー側 のIPアドレスを設定します。

【注意】CentOS 6.x はD-STARで使用できない

 CentOS 6.x ではチェックが厳密になりデホルト ゲートウエイを空白のまま放置できません

クリックで拡大

eth1 アドレス設定     ←ID-RP2Cコントローラと接続
IPアドレス   172.16.0.20(ICOM指定)
サブネットマスク   255.255.255.0
デホルトゲートウエイ   空白



同上 [ネットワーク設定] 画面で  [DNS(N)] タブをクリックします。1番目のDNS欄に [JARL指定のルーター側アドレス] を設定します。

クリックで拡大

DNS アドレス設定     (GWルーター)
DNS アドレス   10.0.0.181(JARL指定・奇数)




ワンポイント

 ネットワークの設定が終了したらコンピューターを再起動します。再度 root権限でログイン してください。すべての配線及び設定 W1、W2、C1 が正しく行われていれば Web ブラウザ Firefox で普通にインターネットアクセスができます。もし正常にアクセス出来ない場合は配線又は設定に誤りがあるので再点検し不正箇所を修正してください。  特に W2C1 の設定を再確認。LAN ケーブルは本番の配線になっていますか?

 

 

 

C2.RS-RP2Cの設定:ゲートウエイコントロールソフトのインストール

コマンド操作を行うには root権限でログイン [アプリケーション]→[アクセサリ]→[GNOME端末] を起動します。

[root@localhost ted]# コマンド

 

C2.1. dstar ホルダーの手動インストール(RS-RP2CApplicationDisc_CD-284901-004(SN0001117)

 ゲートウエイ サーバー用パソコンに D-STAR Gateway Softwera CD "RS-RP2C" を挿入します

クリックで拡大

クリックで拡大

 

 CDの内容表示をさせた状態で dstar-revision1.3.tar.gz ファイルをダブルクリックし /dstar ホルダーに解凍します。

 

 

 

 

 

 

【参考】上記以外の方法として、dstar-revision1.3.tar.gz ファイルを root ホルダーにコピーした後、次の要領で /dstar ホルダーへ解凍・コピー(手動インストール)を行います。

 

dstar-revision1.3.tar.gz ファイルを解凍

[root@localhost ted]# tar xzvf dstar-revision1.3.tar.gz
dstar/
dstar/exec-gw
dstar/dsgwd/
dstar/dsgwd/dsgwd
dstar/log/
dstar/log/nohup.log
dstar/conf/
dstar/conf/dsgwd.conf
dstar/exec-gw-nonstop

 

dstar ホルダーが解凍・生成されたことを確認

[root@localhost ted]# ls

Desktop dstar dstar-revision1.3.tar.gz

 

DSTAR用ホルダー dstar を作成
[root@localhost ted]# mkdir /dstar

 

解凍・生成された dstar ホルダーをすべて /dstar ホルダーにコピー(手動インストール)

[root@localhost ted]# cp -a -v dstar/* /dstar/

`dstar/conf' -> `/dstar/conf'
`dstar/conf/dsgwd.conf' -> `/dstar/conf/dsgwd.conf'
`dstar/dsgwd' -> `/dstar/dsgwd'
`dstar/dsgwd/dsgwd' -> `/dstar/dsgwd/dsgwd'
`dstar/exec-gw' -> `/dstar/exec-gw'
`dstar/exec-gw-nonstop' -> `/dstar/exec-gw-nonstop'
`dstar/log' -> `/dstar/log'
`dstar/log/nohup.log' -> `/dstar/log/nohup.log'
 

 

 

 

C2.2. dsgwd.conf ファイルを /etc ホルダーに配置

 "/dstar/conf" ホルダー内に解凍された "dsgwd.conf" ファイルを "/etc" ホルダーにコピーします。

[root@localhost ted]# cp /dstar/conf/dsgwd.conf /etc    ← dsgwd.conf/etc にコピー

 

 

 

C2.3. リピーター局のコールを登録

クリックで拡大"/etc" ホルダーにコピーした  "dsgwd.conf" をテキストエディターで開き "ZR_CALLSIGN=RPT000"  を "ZR_CALLSIGN=JP2YHA"  と自局のコールに書き換え、上書き保存します。

[root@localhost ted]# gedit /etc/dsgwd.conf                     エディター gedit で開く

 

ZR_CALLSIGN=JP2YHA

 

 

 

C3.RS-RP2Cの設定:ゲートウエイコントロールソフトの自動起動設定

クリックで拡大ゲートウエイ サーバー用パソコンの電源立ち上げと同時にゲートウエイソフトが実行するように "/etc/rc.d/rc.local" の最下行に "/dstar/exec-gw"追記します。

[root@localhost ted]# gedit /etc/rc.d/rc.local           エディター gedit で開く

 

/dstar/exec-gw

 

 

 

C4.RS-RP2Cの設定:SSHのポート番号変更

クリックで拡大SSHのポート番号は初期値 "22" ですが セキュリティ向上のため "10022" に変更します。

"/etc/ssh/sshd_config" を開きポート番号 "22" から "10022"変更します。

[root@localhost ted]# gedit /etc/ssh/sshd_config       エディター gedit で開く

 

#Port 22                                                                  ← 行頭に#を付けるとコメント行になる。

Port 10022

 

 

 

C5.RS-RP2Cの設定:SYSLOGファイル出力の最適化

クリックで拡大D-STAR ゲートウエイのログ出力に SYSLOG を使用します。

"/etc/syslog.conf" 最下行に次の2行を追記します。

[root@localhost ted]# gedit /etc/syslog.conf       エディター gedit で開く

 

#dsgwd.log                                                     ← 行頭に#を付けるとコメント行になる。

local0.*    /var/log/dsgwd.log

 

 

 

C6.RS-RP2Cの設定:システムの最適化

【注】コマンド操作に不慣れな当局はX-Windowでないと諸々不自由するので、この最適化は行っていません。

 

クリックで拡大ゲートウエイ サーバー用パソコン起動時に X-Window を自動起動しない。

"/etc/inittab""Default run level" "5" → "3" に変更します。

尚、この最適化を実施するとGUI操作ができなくなり すべてコマンドラインでの操作となります。

[root@localhost ted]# gedit /etc/inittab         エディター gedit で開く

 

#id:5:initdefault:                                       ← 行頭に#を付けるとコメント行になる(X-Window を自動起動する)

id:3:initdefault:                                         ← X-Window を自動起動しない(コマンド操作のみ可能)

 

 

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メンテナンス等で X-Window を起動したい場合は startx を発行する。

localhost: jp2yha 又は root

password: **********  ← エコーバック無し(パスワードを入力する事)

Last login: Sat Nov 26 01 01:36:16 on tty1

[jp2yha@localhost ~]# startx

 

 

 

 

C7.RS-RP2Cの設定:システムの最適化2(当局はCPUスペックが高いのでこの最適化を行っていません)

 CPUスペックの低いパソコンの場合は不要なサービスを停止しCPUレスポンスを改善します。 クリックで拡大[システム] → [管理] → [サービス] のサービス設定画面で必要なサービスのみを開始するようにします。

"anacron、apmd、atd、crond、keytable、network、ntpd、random、ssdh、sysog、xinetd" 以外のサービスを停止します。

 

 

 

 

 

その他:システムの最適化

自動ログイン

クリックで拡大X-Window(id:5:initdefault:)で使用時自動ログインに設定しログイン時の手間を省きます。

もし [ユーザー名▼] の▼を押してもユーザー名 jp2yha が空白の場合はエディターで /etc/gdm/custom.conf ファイルを開き [daemon] の項に AutomaticLogin=jp2yha の記載があることを確認します。もし記載がなければ追記後コンピューターを再起動します。

 

[root@localhost ted]# gedit /etc/gdm/custom.conf        エディター gedit で開く

 
[daemon]

AutomaticLogin=jp2yha                ← jp2yha は固有名詞に付き各PCのユーザー名を記入
AutomaticLoginEnable=true

 

root 権限でのログイン [システム]→[現在のユーザーのログアウト] で一旦ログアウト後 ユーザー名:root で再ログイン

 

 

 

 


パソコン内臓時計の時刻合わせ

 レピーターを長期間連続運転しているとパソコン内臓時計が少しずつずれてきます。このずれが大きくなると「時刻が正しくないレピータの一覧」として公表されてしまいます。 従って「NTPサーバーの設定」で時刻の同期を行わせます。

 

 

 

 

 

 

 AC100V電源 停電/瞬停時の対応

 24H365日連続運転のDSTARレピーターの場合(特に遠隔地や無人の場所に設置時)停電等で一旦AC100V電源が落ちて再復旧した時にパソコンの電源が自動的にオンするようBIOS設定を変更します、初期値は OFF ですがこれを ON にすると停電復旧時(電源SWを押さなくとも)自動的にパソコンの電源が入るようになります。詳しくは お手元のパソコンのBIOS設定マニュアルを参照ください。

 

BIOS設定画面:

(例1)[Power Management]→[AC Recovery]→[ON]

(例2)[Power Management Setup]→[AC Recovery]→[Power ON]

(例3)[Power]→[APM Configuration]→[Restore on AC Power Loss]→[Power ON]

 

 

 

 

 

APPEND(最終確認)

  当局では、インターネットゲートウエイ越しの動作チェック時、先方ゲートウエイへの【送信】はOKだが【受信】がNG状態となっていました。調査の結果 CentOS インストール時に 「ファイアーウオール」 無効 にするのを忘れていた事が判明しました。下図の要領で 「ファイアーウオール」 無効に設定し、めでたく インターネットゲートウエイしで 【送受信】 ともに通信可能となりました。

 

クリックで拡大

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


以上、パソコンを再起動すれば
RS-RP2Cゲートウエイコントロールソフトが自動起動してD-STARゲートウエイサーバーとして動作開始します。






 

 

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D レピーターの動作チェック(ID-RP-4000VのANT端子にダミーロードを付ける)

裾野430   JP2YHA DV:439.39 <JP2YHA G> GW:10.0.0.181

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 先ず貴局個人の @JARL D-STARユーザー登録 を済ませてください。 数分後に JARLから確認メールが届くので、メールに記載されたリンクをクリックして A使用する機器情報の登録 を済ませてください。それと Bトランシーバーに自局のコールサインを登録する必要があります。 以上3点 D-STAR を使う上での必須項目です。

 

1.シンプレックス動作チェック

 準備した2台(異なるコール)のトランシーバー ID-31DVモードに設定し自分のトランシーバーからテスト電波を発射して相手局と交信が出来る事を確認する。(2台のトランシーバー間での Digital Voice モードチェック) 

 

(JA2GZZ)←<DVモード>→(JH2DTP)

 

 

2.ホームレピーター JP2YHA 動作チェック…山掛け
 準備した2台(異なるコール)のトランシーバー ID-31(DV 439.39MHz)でDRキーを長押しし、DRモードに入り、TO CQ CQ CQ FROM 裾野430 と 2台とも設定したら、自分のトランシーバーからテスト電波を発射して相手局と交信が出来る事を確認する。この時、両方のトランシーバーに相手コール及び "JP2YHA A" が表示される事を確認する。(従来のアナログ レピーターと同じ感じ。Digital Repeater モードチェック)

 

(JA2GZZ)←439.39→【裾野430】←439.39→(JH2DTP)

 

 

3.インターネットゲートウエイ越え 動作チェック

 トランシーバー ID-31(DV 439.39MHz)のDRキーを長押しし、DRモードに入り、TO 浜町430 FROM 裾野430 と設定したら、テスト電波を発射して相手局(JF1CUX)とインターネットゲートウエイ経由で交信が出来る事を確認する。トランシーバーに相手コール及び "JP2YHA A" が表示される事を確認する。

(JA2GZZ)←439.39→【裾野430】←<Internet>→【浜町430】←434.40→(JF1CUX)

 

 

【注意】 当時 JP2YHA は未だ "D-STARレピータ開設状況" に未掲載でした。 浜町430(JP1YIU)のシスオペ JF1CUX 吉野OM にお願いし 当方JP2YHA のレピーター情報を電話で伝え手動追記して頂いてから動作チェックを行いました。

 

【謝辞】 D-STAR レピーターの設定・動作チェックにあたり JF1CUX 吉野OMには懇切丁寧なアドバイスを頂きました事を この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

 Last Heard (DV mode) で確認する

(JA2GZZ)←439.39→【裾野430】←<Internet>→【名古屋大学430】←439.37→(7L1FFN)

運用ログの参照

 

 

(JA2GZZ)←439.39→【裾野430】←<Internet>→【/KJ4OVA B】←443.1375→(N0XIA)

運用ログの参照

 

 

 

 ↓海外と交信する場合は D-STARusers.org を調べながら CQ-DX を出すと効率がよい。

クリックで現在運用中の D-STAR ユーザーを閲覧(DX)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お疲れ様でした、以上で設定・動作チェック終了です。

 

 

 

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裾野430/SUSONO43/スソノ43 JP2YHA DV:439.39 <JP2YHA G> GW:10.0.0.181

E JP2YHA サービスエリアー:富士山麓南東 地域

(富士山頂、箱根山、沼津、三島、長泉、裾野、御殿場)

東名・新東名高速道路:上下約10分間

(沼津IC、裾野IC、駒門PA、御殿場IC/JCT)

 

@富士山頂A富士宮口五合目B御殿場口新五合目 からのアクセス状況レポートをお寄せ下さい。

 

JP2YHA の利用状況を表示します。

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F  参考文献/リンク

 

ICOM D-STAR-RP4000V_設置説明書-08.pdf

 

D-STARメニュー
D-STAR NEWS

運用ログの参照

東海地方(2エリア)D−STAR協議会
ICOM 機種別レピーターリスト ダウンロード

ID-31トランシーバーレピーターリストのアップデート方法

 


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